KEYWORD · 初任給 ランキング

初任給ランキング2025|平均年収・手取り・学歴/業界/地域別の目安

初任給ランキングを解説。2024年大卒平均は月24.83万円、2026年度決定値は26.57万円。学歴・企業規模・業界・都道府県別の金額、年収換算の目安、額面の75〜85%が手取りになる考え方、新卒1年目の住民税など注意点を出典付きでまとめます。

初任給ランキングの基本:初任給は「月額の額面」で年収とは別

初任給ランキングを調べるときに最初に押さえたいのは、初任給は多くの場合「月給の額面」であり、年収や手取りとは異なる点です。厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」をもとにした2024年新規学卒者の所定内給与額では、大卒男女計の平均は月24万8,300円、大学院卒は月28万7,400円でした(出典: 三井住友銀行、オリックス銀行)。一方、東証プライム上場企業205社を対象とした2026年度の決定初任給調査では、大学卒一律26万5,708円、大学院卒修士28万2,645円、短大卒23万1,975円、高校卒一律21万7,981円です(出典: 日本の人事部、労働政策研究・研修機構PDF)。初任給は学歴・企業規模・業界・地域で差が出るため、ランキングは条件を揃えて見る必要があります。

金額レンジ:学歴別・企業規模別・業界別・地域別

学歴別の初任給平均

2024年の男女計平均は、高校19万7,500円、専門学校22万2,800円、高専・短大22万3,900円、大学24万8,300円、大学院28万7,400円でした(出典: 三井住友銀行、オリックス銀行)。2026年度の決定初任給では、高校卒一律21万7,981円、短大卒23万1,975円、大学卒一律26万5,708円、大学院卒修士28万2,645円と、2024年調査より高い水準です(出典: 日本の人事部)。ただし2026年度調査は東証プライム上場企業中心の回答であり、全国の全企業平均ではない点に注意してください。

企業規模別

2024年の企業規模別では、大企業24万7,800円、中企業22万8,900円、小企業21万7,800円です(出典: 三井住友銀行、オリックス銀行)。大企業と小企業では月3万円程度の差があり、初任給ランキングを見る際は企業規模も確認しましょう。

業界別の高い・低い傾向

2024年の産業別所定内給与額では、高い順に鉱業・採石業・砂利採取業27万9,400円、不動産業・物品賃貸業25万8,500円(別出典では25万5,800円)、金融業・保険業24万6,300円、情報通信業24万6,100円、医療・福祉24万5,700円、学術研究・専門・技術サービス業25万円などが目立ちます。低い側は複合サービス事業21万600円(別出典では21万3,500円)、生活関連サービス業・娯楽業21万8,200円、サービス業21万9,200円、宿泊業・飲食サービス業22万円などです(出典: 三井住友銀行、オリックス銀行)。出典により不動産や複合サービスの数値が少し異なるため、レンジとして見てください。

都道府県別

2024年調査では、初任給が高い都道府県は群馬県28万4,500円、滋賀県26万6,700円、愛知県25万7,200円。最も低いのは鳥取県21万9,400円で、約6万5,000円の差があります(出典: 三井住友銀行)。地域別ランキングは回答企業の分布に影響されるため、参考値として扱うのが安全です。

公務員の初任給

国家公務員の行政職(一)本府省内勤務では、総合職・大卒程度28万4,800円、一般職・大卒程度27万1,200円。地方公務員の一般行政職・大卒は18万〜19万円程度です(出典: オリックス銀行)。民間の初任給ランキングと単純比較する場合は、手当・賞与・昇給・勤務地も含めて比較しましょう。

年収目安:初任給月額×12で粗く計算

初任給は月額のため、単純に12カ月を掛けると年収の目安になります。2024年大卒平均24万8,300円なら約297万9,600円、大学院卒28万7,400円なら約344万8,800円です。2026年度決定初任給の大学卒一律26万5,708円なら約318万8,496円。これらは賞与・残業代・通勤手当を含まない、または調査条件により含まれないため、実際の年収は賞与や残業代で上振れする可能性があります。あくまで推定の年収目安としてください。

手取りの注意点:額面の75〜85%が目安

初任給の手取りは、一般的に額面給与の75〜85%程度です(出典: オリックス銀行)。新卒1年目の月給25万円なら、通常の手取りは約20万円前後、住民税がかからない場合は21万円前後になるケースが多いとされています。月給24万8,300円なら手取り約18万6,000〜21万1,000円、28万7,400円なら約21万6,000〜24万4,000円、2026年度大学卒26万5,708円なら約19万9,000〜22万6,000円が目安です(推定)。 注意点として、初任給の額面には基本給のほか各種手当が含まれることがあります。また、所得税と雇用保険料は初回給与から控除され、健康保険料・厚生年金保険料は通常2カ月目から、住民税は新卒1年目には基本的にかからず2年目の6月頃から控除されるのが一般的です。ただし入社日や締め日、前年所得により異なります。固定残業代が含まれる求人では、額面が高く見えても基本給や残業条件を確認してください。

初任給ランキングを見る比較ポイント

  • 学歴別の平均か、企業規模別か、業界別か、都道府県別かを確認する。
  • 額面か手取りか、賞与・残業代・通勤手当を含むかを確認する。
  • 2024年調査と2026年度決定値では調査対象が異なる。2026年度は東証プライム上場企業205社中心。
  • 初任給が高くても昇給・残業・福利厚生・働きやすさは別。基本給と固定残業代の有無をチェックする。
  • 手取りは額面の75〜85%で概算し、住民税開始時期を考慮する。

FAQ

初任給ランキングの平均年収はいくらですか?

初任給は月額のため、単純計算では大卒平均24万8,300円×12で約298万円、大学院卒28万7,400円×12で約345万円、2026年度大学卒26万5,708円×12で約319万円です。賞与・残業代を含めると変わるため推定です。

初任給の手取りは額面の何割ですか?

一般的に75〜85%程度です。社会保険料や税金、住民税の開始時期で変わります。

初任給が高い業界は?

2024年調査では鉱業、不動産、金融・保険、情報通信、医療・福祉、学術研究などが高め。複合サービス、生活関連サービス、宿泊・飲食は低めの傾向です。

初任給が高い都道府県は?

2024年調査では群馬県、滋賀県、愛知県が上位。鳥取県が最も低い結果でした。ただし回答企業の偏りに注意してください。

まとめ

初任給ランキングは、学歴・企業規模・業界・地域で大きく変わります。2024年の大卒平均は月24万8,300円、2026年度の決定初任給は大学卒一律26万5,708円が目安です。年収に換算する場合は月額×12の推定にとどめ、手取りは額面の75〜85%で考え、賞与・残業代・住民税開始時期・固定残業代の有無まで確認しましょう。

本記事の年収・手取りは公開情報や一般的な相場に基づく参考値です。勤務地・経験・企業規模・手当により大きく異なります。最新の求人・公式統計もあわせてご確認ください。

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