KEYWORD · 予備自衛官 給料

予備自衛官の給料(手当)はいくら?種類別の年収目安と手取りの考え方

予備自衛官の「給料」は月給ではなく手当です。予備自衛官・即応予備自衛官・予備自衛官補の種類別に年間の目安金額を整理し、課税対象となる点や手取りが本業の税率で変わる理由、新旧の金額が混在しやすい注意点までわかりやすく解説します。

予備自衛官の「給料」は月給ではなく手当

予備自衛官等は、非常勤の特別職国家公務員という立場で、一般企業のような毎月の「給与」ではなく、訓練招集や招集に応じて手当を受け取る仕組みです。そのため金額は「予備自衛官」「即応予備自衛官」「予備自衛官補」という区分ごとに大きく異なり、ひとくちに「予備自衛官の給料」といっても同じではありません。

ここでは公的資料で示されている金額をもとに、年間の目安と、手取りを考えるうえでの注意点を整理します。なお手当額は年度ごとに改定されるため、実際の金額は必ず最新の公式情報でご確認ください。

種類別の年収目安

区分 主な手当の内容 年間の目安 1任期(3年)の目安
予備自衛官 手当 月額13,100円+訓練招集手当 日額11,600円(年5日)+勤続奨励金70,000円 約21.5万円 約71.6万円(約72万円)
即応予備自衛官 手当 月額19,700円+訓練招集手当 日額18,200〜27,200円(年30日)+勤続奨励金215,000円 約78万〜105万円 約256万〜337万円
予備自衛官補(一般コース) 教育訓練招集手当 日額9,300円×50日/3年以内 約14.7万円 約44万円/3年
予備自衛官補(技能コース) 教育訓練招集手当 日額9,300円×10日/2年以内 約4.7万円 約8.8万円/2年

※上記は公的資料に基づく目安で、実際の招集日数や任期の取り方によって総額は変わります。

予備自衛官(元自衛官)の目安

予備自衛官は、おおむね年5日の訓練に参加する立場で、予備自衛官手当(月額13,100円・年間157,200円)と訓練招集手当(日額11,600円×5日=58,000円)、さらに1任期3年ごとの勤続奨励金70,000円を合わせて、年間約21万5千円、1任期で約72万円という水準が目安です。

即応予備自衛官の目安

即応予備自衛官は第一線部隊でより長い訓練(年30日程度)に参加する区分で、手当も大きくなります。即応予備自衛官手当は月額19,700円、訓練招集手当は日額18,200〜27,200円、勤続奨励金は1任期215,000円で、年間約78万〜105万円、1任期で約256万〜337万円が目安です。

予備自衛官補の目安

予備自衛官補は未経験者向けの制度で、教育訓練招集手当(日額9,300円)が中心です。一般コースは50日を3年以内、技能コースは10日を2年以内に受ける形になり、一般コースで約44万円/3年、技能コースで約8万8千円/2年程度が目安となります。

手取りを考えるときの注意点

これらの手当は課税対象です。本業の給与に上乗せされる形になるため、所得税や住民税の負担が増え、手取りは本業の課税区分や税率によって変わります。「額面の手当=そのまま手取り」にはならない点に注意してください。

また、本業が給与所得のみの場合、こうした副収入が年20万円を超えると確定申告が必要になると一般的にいわれています。申告が必要かどうかの判断は人によって異なるため、国税庁の情報や税務署でご確認ください。

なお、即応予備自衛官雇用企業給付金(月額42,500円)や雇用企業協力確保給付金(日額34,000円、上限90日)などは、雇用する企業向けの給付金であり、本人の収入ではありません。給料と混同しないようにしましょう。

検索時に新旧の金額が混在しやすい点に注意

予備自衛官の手当は年度ごとに改定されています。令和5年度時点の資料では、予備自衛官手当4,000円/月・訓練招集手当8,100円/日・年約88,500円、即応予備自衛官手当16,000円/月といった金額が示されており、最新年度の金額とは大きく異なります。検索結果には古い数字も残っているため、いつの時点の金額かを必ず確認してください。

よくある質問

Q. 予備自衛官は毎月お金がもらえますか? A. 予備自衛官手当は月額で計算されますが、受け取る総額は訓練への参加状況などで変わります。月給のような固定収入ではありません。

Q. 手取りはいくらになりますか? A. 課税対象のため、本業の所得や税率によって変わります。一律の金額を示すことはできません。

Q. 本業と両立できますか? A. 非常勤の立場で訓練日数も定められているため、一般的には本業と両立する形で参加する人が多い制度です。詳細は募集要項でご確認ください。

まとめ

予備自衛官の「給料」は手当であり、予備自衛官で年間約21.5万円、即応予備自衛官で年間約78万〜105万円、予備自衛官補で3年約44万円(一般コース)が目安です。いずれも課税対象で、手取りは本業の税率次第で変動します。年度による改定幅が大きい制度なので、最新年度の公式資料を確認したうえで判断しましょう。

本記事の年収・手取りは公開情報や一般的な相場に基づく参考値です。勤務地・経験・企業規模・手当により大きく異なります。最新の求人・公式統計もあわせてご確認ください。

記事一覧へ戻るトップへ