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看護師の年収は約520万円!年代別・地域別の平均と手取りの目安を解説
看護師の平均年収は約520万〜525万円。年代別では20代前半約440万円から50代前半約578万円まで変化し、地域や病院規模でも差が出ます。手取りは額面の約8割が目安です。最新の調査データをもとに、年収の実態と注意点をわかりやすく解説します。
看護師の年収は、一般的に約520万〜525万円が目安とされています。日本の給与所得者全体の平均と比べると高めの水準ですが、夜勤手当を含む金額である点には注意が必要です。ここでは、公的統計や看護師向けの調査データをもとに、平均年収、年代別・地域別・勤務先規模別の違い、そして手取りの考え方を整理します。数値はいずれも調査時点の平均値であり、実際の金額は勤務先や働き方によって変わります。
看護師の平均年収は約520万〜525万円
令和6年賃金構造基本統計調査では、看護師の平均年収は約519万7,000円、月給36万3,500円、年間賞与83万5,000円という水準が示されています。令和7年の調査に基づくデータでは、年収約525万円、月収36万5,900円、賞与85万6,400円とされています(検索結果内の記載に基づくもので、速報値・確定値の別は不明/推定)。
男女別では、女性が521万1,200円、男性が552万円というデータもあります。男性看護師は管理職や夜勤の割合が高い傾向があるためか、平均がやや高めに出ることがあります。
なお、これらの金額には夜勤手当や各種手当が含まれている場合が多く、基本給だけで年収500万円を超えるわけではない点は押さえておきましょう。
年代別の年収推移
年代別に見ると、20〜24歳で約440万円、25〜29歳で約501万円、30〜34歳で約491万円、35〜39歳で約519万円、40〜44歳で約548万円、45〜49歳で約561万円、50〜54歳で約578万円、55〜59歳で約574万円という推移が報告されています。
20代前半は夜勤が始まったばかりで基本給も低いため、平均は低めです。30代前半でいったん下がるのは、出産・育児などで夜勤を外れる人や時短勤務を選ぶ人が増えることが一因と考えられます(推定)。50代前半でピークを迎え、その後は横ばいからやや減少する傾向です。
ただし、これは同じ人の年収がそのまま上がっていく推移ではなく、各年代の構成(勤続年数や夜勤の有無、役職など)の違いも反映した数字です。単純な比較はできない点に注意してください。
地域や勤務先の規模でも大きな差が出る
地域別では、上位に滋賀(約585万円)、東京(約579万円)、山梨(約555万円)が挙がり、下位は青森(約452万円)、宮崎(約443万円)、高知(約435万円)という結果があります。東京都と宮崎県では130万円以上の開きがある計算です。令和6年調査でも東京568万9,100円〜宮崎433万7,100円と、同様の傾向が確認できます。
勤務先の事業所規模別では、10〜99人で約459万円、100〜999人で約495万円、1,000人以上で約565万円と、規模が大きいほど年収が高くなる傾向があります。病床数別の月額税込給与総額でも、99床以下が32万5,951円、500床以上が37万7,957円と差がついています。
手取りの目安は額面の約8割
額面の年収からは、健康保険料・厚生年金保険料・雇用保険料・所得税・住民税などが差し引かれます。単純に額面の8割で試算すると、平均月収36万5,900円なら手取り約29.3万円、平均年収約525万円なら手取り約420万円が目安です。
ただし、この8割という数字はあくまで簡易的な試算です(推定)。実際の手取りは年齢、扶養の有無、住んでいる自治体、加入している健康保険組合などで変わります。また「税込給与総額」には通勤・住宅・家族・夜勤・当直などの手当が含まれ、時間外手当は含まれない場合があるため、求人票を見るときは内訳を確認しましょう。
比較するときのポイント
- 年収は「基本給+各種手当+賞与」の合計であり、夜勤回数によって大きく変動します。
- 夜勤手当の目安は、三交代制の準夜勤が1回4,300円、深夜勤が5,211円、二交代制が1回1万1,470円です。夜勤の回数が減れば年収も下がります。
- 新卒初任給は、高卒3年課程で基本給21万6,416円(税込28万5,078円)、大卒で基本給22万1,883円(税込29万2,527円)が目安です。勤続10年・31〜32歳・非管理職では税込34万278円というデータもあります。
- 地域や病院規模による差が大きいため、平均値だけで自分の年収を判断しないようにしましょう。
よくある質問
看護師の年収は高いほうですか?
平均約520万〜525万円は、日本の平均的な給与水準と比べると高めです。ただし夜勤を含む勤務形態が前提になっている点は考慮が必要です。
手取りはどのくらいになりますか?
額面の約8割が目安で、年収525万円なら約420万円程度です。扶養状況や自治体によって変わります。
年収を上げるにはどうすればよいですか?
夜勤回数を増やす、規模の大きい病院へ転職する、専門看護師や認定看護師などの資格を取得する、管理職を目指すといった方法が考えられます。
まとめ
看護師の平均年収は約520万〜525万円で、年代・地域・勤務先規模によって大きく変わります。手取りは額面の約8割が目安ですが、あくまで簡易試算です。転職やキャリアを考えるときは、平均値だけでなく、夜勤回数や手当の内訳、勤務先の規模まで含めて確認するようにしましょう。
本記事の年収・手取りは公開情報や一般的な相場に基づく参考値です。勤務地・経験・企業規模・手当により大きく異なります。最新の求人・公式統計もあわせてご確認ください。