KEYWORD · サラリーマン 生涯年収

サラリーマンの生涯年収は平均いくら?学歴・企業規模別の目安と手取りを解説

サラリーマンの生涯年収は、学歴・性別・企業規模・正規/非正規・転職有無で大きく変わります。ユースフル労働統計などをもとに、大卒男性約2.6〜2.8億円、女性約2.1〜2.3億円などの目安、退職金や60歳以降を含むケース、手取り約8割の考え方を整理します。

サラリーマンの生涯年収は「平均」だけでは決まらない

サラリーマンの生涯年収は、新卒から退職までに受け取る給与・ボーナス等の総額です。労働政策研究・研修機構のユースフル労働統計では、学歴・男女・企業規模・正規/非正規・転職の有無など条件別に推計されています。そのため「サラリーマン全体の平均は〇億円」と一律に断定するのは難しく、条件によって約1.4億円から3.8億円程度まで幅があります。

金額レンジの目安

  • 正社員・退職金を含めず60歳まで:男性は高校卒2億2千万円、大学卒2億6千万円、女性は高校卒1億6千万円、大学卒2億1千万円。
  • 同一企業で定年まで・退職金を含めず:男性は高校卒2億6千万円、大学卒2億9千万円、女性は高校卒1億9千万円、大学卒2億4千万円。
  • 退職金を含め、60歳以降も非正社員で働く場合:男性は高校卒2億8千万円、大学卒3億4千万円、女性は高校卒2億円、大学卒2億7千万円。
  • 企業規模別では、男性大卒・1,000人以上で同一企業約3.11億円、10〜99人で約2.25億円。女性大卒・1,000人以上で約2.51億円、10〜99人で約1.87億円。
  • 2024年の引退まで・退職金含む推計では、大学卒総額339.5百万円、大学院卒429.7百万円、高校卒275.3百万円。これは男女計に近い集計で、個人差が大きい点に注意してください。

手取りの考え方

生涯年収は額面であり、実際の手取りは所得税・住民税・社会保険料・雇用保険料などが差し引かれます。年収100万〜1,000万円では、一般に額面の約2〜3割が引かれ、手取りは約7〜8割が目安です。たとえば生涯年収2億7,000万円なら、2.5割控除で約2億250万円という計算例があります。実際の税負担は年収・家族構成・自治体で変わるため、あくまで概算としてください。

比較ポイント

生涯年収を比べるときは、①学歴、②企業規模、③正規・非正規、④転職の有無、⑤退職金や60歳以降の働き方、⑥手取り、を分けて見ることが重要です。正規と非正規では1億円以上の差が生じる例もあり、同じ大卒でも企業規模で数千万円の差が出ます。また、OECDの2019年データでは日本男性の平均年収約425万円を38年で単純計算すると約1億6,150万円という推計もありますが、これは平均年収からの簡易推計です。

FAQ

Q. サラリーマンの生涯年収の平均は?

A. 条件別の推計が中心で、単一の平均はありません。大卒男性・正社員・60歳まで・退職金なしで約2.6〜2.8億円、女性大卒で約2.1〜2.3億円が一つの目安です。

Q. 手取りはどのくらい?

A. 額面の約8割、または2〜3割控除で考えると分かりやすいです。

Q. 生涯年収を上げるには?

A. 企業規模、正社員継続、昇進・転職、退職金制度、60歳以降の就労などを確認することが選択肢になります。ただし将来の賃金水準は変動するため、確定額ではありません。

まとめ

サラリーマンの生涯年収は、大卒男性で約2.6〜2.9億円、大卒女性で約2.1〜2.4億円、高校卒男性で約2.2〜2.6億円、高校卒女性で約1.6〜1.9億円が代表的な目安です。退職金や60歳以降を含めると3億円超もあり、企業規模・雇用形態で大きく変わります。手取りは額面より2〜3割少ない前提で、ライフプランを考えるのが安全です。

本記事の年収・手取りは公開情報や一般的な相場に基づく参考値です。勤務地・経験・企業規模・手当により大きく異なります。最新の求人・公式統計もあわせてご確認ください。

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