KEYWORD · 給料のいい仕事
給料のいい仕事ランキング|職種・業界別の年収目安と手取りの考え方
給料のいい仕事は職種で大きく差が出ます。国税庁や厚生労働省、dodaなどの調査をもとに、航空機操縦士や医師などの高収入職種、業界別の年収目安、額面と手取りの違い、高年収を目指す際の比較ポイントを整理して解説します。
給料のいい仕事を考える前に:日本の平均年収は約460万円
国税庁「令和5年分 民間給与実態統計調査」によると、日本の平均年収は約460万円とされています。つまり年収600万円を超えると全体平均より明確に上の水準、1,000万円を超えると上位に入るイメージです。同調査ベースでは、年収800万円超が全体の約11%、900万円超が約8%、1,000万円超が約5.5%と紹介されています(roberthalf経由の二次情報)。
「給料のいい仕事」と一口にいっても、金額は①職種、②業界、③雇用形態、④勤務地、⑤年齢・役職によって大きく変わります。ここでは公開されている統計をもとに、年収の目安を整理します。
職種別の年収目安
厚生労働省「賃金構造基本統計調査」をもとにした職種別の年収は、次のように紹介されています(令和7年調査・2026年3月公表との記載がある二次情報のため、一次情報の確認をおすすめします)。
| 職種 | 年収目安 |
|---|---|
| 航空機操縦士 | 約1,632万円 |
| 医師 | 約1,512万円 |
| その他の経営・金融・保険専門職 | 約1,135万円 |
| 大学教授 | 約1,083万円 |
| 歯科医師 | 約1,063万円 |
| 法務従事者 | 約981万円 |
| システムコンサルタント | 約889万円 |
| 公認会計士・税理士 | 約811万円 |
| 研究者 | 約802万円 |
| 薬剤師 | 約704万円 |
| 小・中学校教員 | 約673万円 |
同じ統計でも年次や集計方法によって数値は変わり、令和5年調査ベースでは航空機操縦士を約1,779万円とする紹介もあります。単年の数字を絶対視せず、レンジとして捉えるのが安全です。
職種分類別・業界別の年収目安
doda(2024年9月〜2025年8月登録、約60万人・正社員)では、職種分類別の平均年収は次のとおりです。
- 専門職(コンサル/監査法人等):619万円
- 企画/管理系:580万円
- 金融系専門職:486万円
- 営業系:476万円
- 技術系(IT/通信):469万円
- 事務/アシスタント系:353万円
- 販売/サービス系:340万円
業界別では、厚生労働省の調査をもとに電気・ガス・熱供給・水道業が775万円とする紹介があります。同じ職種でも業界によって給与水準は変わるため、職種と業界はセットで見比べるとよいでしょう。
手取りは額面の7〜8割が目安
注意したいのは、年収=手取りではない点です。手取りは額面の7〜8割が目安で、年収が上がるほど所得税・住民税・社会保険料の負担率も上がります。たとえば年収600万円でも、手取りはおおむね450万〜480万円程度になるイメージです(家族構成や勤務地、各種控除で変動します)。求人票の「月給」は額面であることが多いため、手取りでいくら残るかを確認することが大切です。
高年収を目指すときの比較ポイント
- 職種の平均だけで判断せず、同職種内の上位層(役職・専門資格)を確認する
- 業界や企業規模による差を見る
- 固定給とインセンティブ・残業代・賞与の比率を確認する
- 資格が必要な仕事は、取得までの期間と費用も含めて考える
- 転勤・勤務地・働き方(リモート可否)も条件に含める
よくある質問
Q. 資格なしでも給料のいい仕事はありますか? 営業系(平均476万円前後)や技術系(469万円前後)など、実務経験で年収を伸ばしやすい職種はあります。ただし平均値であり、個人差が大きい点には注意してください。
Q. 年収1,000万円を超えるのはどんな人ですか? 全体の約5.5%とされる水準です。医師・航空機操縦士などの資格職に加え、コンサルや金融、外資系企業の管理職などが代表的とされています。
Q. 手取りだけを見て転職先を決めてもいい? 手取りは重要ですが、賞与・残業代・福利厚生・昇給見込みまで含めて比較することをおすすめします。
まとめ
給料のいい仕事は、航空機操縦士や医師のように1,000万円を超える職種がある一方、全体平均は約460万円です。職種・業界・役職によって金額は大きく変わるため、公的統計と民間調査をあわせてレンジで捉え、額面と手取りの差も踏まえて検討しましょう。掲載している数値は調査年次や集計方法で変動するため、応募先の条件は必ず一次情報で確認してください。
本記事の年収・手取りは公開情報や一般的な相場に基づく参考値です。勤務地・経験・企業規模・手当により大きく異なります。最新の求人・公式統計もあわせてご確認ください。